実なめ2周年記念SS劇場 不思議の国のアリス
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それらしい家を覗いてみると、中には大きなテーブルと囲むようなたくさんのイス、
テーブルの上には色とりどりのお茶、おといお酒やお菓子が並んでいました。
大きなテーブルなのにわざわざ隅っこで
3月うさぎ(紅麗)と眠りねずみ(Pleasure178)と帽子屋(蛍灯)がお茶しているのが見えます。
3月うさぎと帽子屋は熟睡してる眠りネズミを挟んで肘を乗せてしゃべっています。
追っていた白うさぎとはまた別のうさぎの様でしたが
お茶会(?)の様子が気になってお邪魔してみることにしたアリス。
帽子屋たちは快くアリスを迎え入れてくれました。
まったくよくわからない話なのですが、帽子屋の話では
時間とケンカしてしまったため、ずっと時間が夜11時で止まっているというのです。
ゆとりのアリスにはいまいち意味がわからなかったのでヌルーしてお茶会、もとい飲み会に混じってみることにしました。
めくるめく大人の世界はアリスにはまだちょっと早いようでした。
3月うさぎの言葉は半分以上規制がかかってまったく聞こえないのでアリスは3月うさぎの家をあとにしたのでした。
3月うさぎの家をでてどれくらい歩いたでしょうか。
広い庭園にたどり着きました。
庭園ではハートのジャック(駒鳥)が、白い薔薇をペンキで赤に塗り替える作業に没頭していました。
その頃、エロマダムハートの女王のお城では・・・
なんとハートの女王様(☆伽羅☆)の大切な牛が何者かに盗まれてしまったのです。
あの白うさぎもそこにいました。
どうやら女王の護衛だったらしいその白うさぎは住人たちをお城に呼び寄せます。
牛を盗んだ犯人探しが始まるのです。
チェシャ猫や3月うさぎや眠りネズミたちが呼ばれ、それぞれ無実を主張しました。
ちょうどそのとき、アリスもお城に足を踏み入れました。
いきなり首を刎ねようとする女王様でしたが、
ハートの王様(ナフ)のわかるようなわからないような言葉でアリスは首と胴の別れをせずにすみました。
すぐに裁判の用意がされました。
アリスが犯人かどうか裁判で決めるというのです。
状況も飲み込めないアリスでしたが首を刎ねられるのは嫌だったので、仕方なく理不尽な裁判に出席することにしました。